NBIによる内視鏡検査

NBI(Narrow Band Imaging=狭帯域光観察)とは特殊な光を用いる内視鏡検査のことで、通常観察ではわかりにくいような早期がんも発見しやすいといわれています。

早期がんではまず粘膜表面の毛細血管が増える、拡張するといった毛細血管の変化が現れます。NBIは粘膜表面の毛細血管を強調して表示するので、そのような早期がんを発見しやすくなります。

又早期食道がんを発見するために色素を用いることがありますが、胸やけなどの刺激症状や稀にアレルギー反応を引き起こすこともあります。NBIを用いることにより苦痛なく食道がんの精密検査ができます。